Empire Cityの外観

ホーチミン新都心『エンパイアシティ』の魅力

目次

エンパイアシティ全体の概要(立地・開発背景・魅力)

エンパイアシティ(Empire City)は、ホーチミン市の新興エリアであるトゥーティエム(Thu Thiem、旧2区)に位置する大規模複合プロジェクトです。2015年着工、2020年末から入居開始した比較的新しい高級コンドミニアムで、総敷地面積約14.5ヘクタール、最終的に11棟・約3,000戸以上の住宅とホテル・オフィス・商業施設からなる一大開発となっています。開発はシンガポールのKeppel Land社など複数企業のジョイントベンチャーで、都市生活と豊かな緑を調和させた設計が特徴です。将来的には高さ333m・88階建ての超高層タワーも建設予定で、完成すればベトナム最高層のランドマークになる計画です。

立地の魅力:
トゥーティエムはホーチミン市中心部に隣接する新都心エリアで、サイゴン川を挟んで1区の対岸に位置します。エンパイアシティから地下トンネルを抜ければ1区中心部まで車で5〜10分程度とアクセス良好で、Le Thanh Ton通りの日本人街エリアへも約11分と至近です。また新設の橋でビンタイン区や2区タオディエン方面とも直結しており、タオディエン(多くのインターナショナルスクールが集まるエリア)へも約18分で行けます。周辺の道路は区画整備され緑も多く、交通量も少ないため非常に静かで落ち着いた環境です。まさに「第2の1区」と呼ばれる新都心でありながら、都会の喧騒から離れてゆったり暮らせるロケーションが大きな魅力です。

開発背景:
トゥーティエム新区はホーチミン市政府が副都心計画として推進してきたエリアで、2010年代からインフラ整備が進みました。エンパイアシティはその中核を担うプロジェクトの一つで、緑地やウォーターフロントを活かした先進的な街づくりがされています。著名建築家オレ・シェーレン氏がデザインを手掛けており、自然と共生する持続可能な都市空間を目指した独特のコンセプトが取り入れられています。例えばタワー上部に「空中庭園」が設けられ、高層ビル群でありながら豊かな緑に囲まれた景観を創り出しています。

魅力・特徴:
エンパイアシティは高級コンドミニアムならではの快適さと、都心近接の利便性を兼ね備えた物件です。敷地内には住民専用の充実した共用施設が揃い、50m長のインフィニティプールや最新設備のジム、美しいガーデン、子供の遊び場などが各住宅棟ごとに完備されています。プロジェクト全体で温水ジャグジー付きの屋外プールが2箇所(長さ50mと25m)設けられており、昼でも日陰になる工夫で快適に泳げます。その他にもサウナやヨガスタジオ、シアタールーム、テニスコート、バスケットコート、BBQガーデン、ボルダリングウォールなど、多彩な設備が用意されており、高級リゾートさながらの暮らしを日々楽しむことができます。実際、エンパイアシティでの生活は「毎日が高級ホテル暮らしみたい!」と感じるほど贅沢でリラックスできると評判です。周辺には続々とおしゃれなカフェも出店しており、現在のトゥーティエム地区は「まるでホーチミンのブルックリン」のような雰囲気になっています。敷地内の商業スペースには高級スーパー(韓国系のEmartモール)やコンビニのファミリーマート、カフェ、銀行ATMなども入り、日常の買い物にも困りません。このように、都心への近さ落ち着いた環境、そして充実の施設を兼ね備えたエンパイアシティは、ホーチミン在住者から今特に注目を集める魅力的な居住エリアなのです。

エンパイアシティのコンドミニアム共用プール(50mインフィニティプール)

各棟の名称と特徴(コンセプト・施設・雰囲気など)

エンパイアシティの住宅エリアは段階的に開発されており、現在までに以下の4つのレジデンス棟が公開・分譲されています。それぞれ木の名前自然にちなんだ名称が付けられており、棟ごとにコンセプトや設備に若干の違いがあります。いずれも高級感あふれる造りですが、ここでは各レジデンスの特徴をご紹介します。

リンデン・レジデンス (Linden Residences)

リンデン・レジデンスはエンパイアシティ最初のフェーズとして完成した住宅ゾーンで、その名は西洋菩提樹(Linden=シナノキ)に由来します。全4棟・約500戸からなり、主なタワーは地上33階建て(T1A棟・T2A棟)で、その隣に低層7階建て棟(T1B棟・T2B棟)が配置されています。2020年前後に竣工し、現在すでに多くの住民が入居中です。敷地内は緑が多く穏やかな雰囲気で、「静かで緑豊かでクリーンな環境」と評されています。共用施設としては、2階部分に50mの温水インフィニティプールと子供用プール、屋外ジャグジー、サウナ、キッズプレイグラウンド、BBQガーデンがあり、1階にはジムやヨガルーム、シアタールーム、ゲーム・カラオケなどエンタメルーム、会議室など充実した設備が揃います。特に1階の共有部はホテルのように広々としており、英語対応の受付(フロント)サービスや24時間警備体制も整っているため安心です。リンデン棟の各住戸は1LDK〜4LDKと幅広いタイプを含み、専有面積は約64〜210㎡に及びます。設計上、全ての部屋に自然光が行き渡り風通しも良いよう工夫されており、開放的で明るい室内が魅力です。リンデン・レジデンスは敷地内に緑豊かな中庭も備えており、住民は地上階の静かなガーデンでリラックスすることもできます。初期フェーズゆえ周辺環境も落ち着いており、「とても静かで快適」との声が多い人気のエリアです。

ティリア・レジデンス (Tilia Residences)

ティリア・レジデンスは第2フェーズとしてリンデンに続いて完成した住宅ゾーンで、Tilia(椴松=シナノキ科の木)の名を持ちます。全4棟・472戸で構成され、高層タワー(T1C棟・T2C棟、各30階建て)2棟と低層棟(T1D棟・T2D棟、各7階建て)2棟からなる設計です。リンデンより少し後の2021年前後に完成し、こちらもすでに入居が始まっています。ティリアはリンデンと同様に充実した共用施設を備えつつ、さらにスポーツ設備が豊富な点が特徴です。2階部分の共有エリアには大人用プール&ジャグジーに加え、ボルダリングウォール(室内クライミング)、テニスコート、バスケットボールのハーフコートが設置されており、アクティブに体を動かしたい方には嬉しい環境です。もちろんジムやヨガルーム、サウナ、BBQスペース、キッズルーム、シアタールーム等も完備され、内容はリンデンに勝るとも劣りません。ティリアの敷地内にも小規模な緑地やガーデンが整備され、地上階にはカフェやコンビニエンスストア、クリーニング店などのテナントも入っています。住戸プランは1〜3LDK+メゾネット(デュプレックス)まで多彩で、1LDK約63㎡、2LDK約98㎡、3LDKは130㎡(小)〜155㎡(大)、さらに最上階には専用エレベーター付きのデュプレックス(約204㎡)も用意されています。特にティリア棟の上層階ユニットは広さ・眺望ともに抜群で、一部はホーチミンの花火大会が自宅から鑑賞できるほどの絶景ビューです。ティリア・レジデンスも基本的な設備仕様や雰囲気はリンデンと共通しており、「自然光と風をたっぷり取り入れる開放設計で居心地が良い」と高評価を得ています。なおティリア棟の5階部分にはテニスコートなど運動施設が配置されている関係で、子供用プールは5階に独立して設置されているなど、棟ごとの工夫も凝らされています。

コーブ・レジデンス (Cove Residences)

コーブ・レジデンスはエンパイアシティ第3フェーズにあたる高級住宅棟で、2022年8月に引き渡しが開始された最新の完成区画です。「Cove(入江)」の名が示すとおりサイゴン川沿い最前列に位置し、対岸のホーチミン中心部(1区)の高層ビル群を一望できる抜群のロケーションを誇ります。コーブは2棟構成・全136戸と戸数が少なく、各棟は16階建ての中層タワーになっています。最大の特徴は各住戸に専用エレベーターシャフト(プライベートエレベーター)が備わっている点で、エレベーターを降りると直接自宅玄関という贅沢な造りになっています。これによりプライバシーと快適性が一段と高められており、コーブ棟はエンパイアシティ内でも特に高級志向のレジデンスと言えます。「高級感があり洗練されたデザインと一流の設備で、Thu Thiem半島でも屈指の人気物件」と評されており、まさにハイエンドな暮らしを求める方に適した棟です。共用施設としては他の棟同様に50mプール、最新式ジム、サウナ、ヨガルーム、コミュニティラウンジ、子供の遊び場、BBQガーデンなど一通り揃っています。特にコーブ棟のプールエリアには音楽と連動した噴水演出(ウォーターショー)の機能が追加されており、夜間にはライトアップも相まってきらびやかな雰囲気です。住戸プランは2LDK〜4LDKとメゾネット、ペントハウスが用意され、各住戸の専有面積は2LDKで100〜110㎡、3LDKで155〜182㎡、4LDKで220〜230㎡と非常にゆとりがあります。さらに最上階のペントハウスは約407㎡にも達し、戸建て住宅並みの広さと専有庭園的バルコニーを備えた超豪華仕様です。コーブ・レジデンスはその立地から眺望も素晴らしく、多くの部屋がサイゴン川とホーチミン市街地のパノラマビューを楽しめます。また全戸数が少ない分だけプライベート感も高く、「まるで都会のオアシスのような特別な空間」として住民からも満足度の高い評価を得ています。

ナラ・レジデンス (Narra Residences)

ナラ・レジデンスはエンパイアシティ第4フェーズの最新プロジェクトで、2024〜25年頃の完成を目指して現在建設が進められています。「Narra(ナラ)」とは東南アジア原産の高木の名前で、木目が美しいことから家具などにも使われる木材です。ナラ・レジデンスは2棟構成(29階建て程度を予定)・約280戸の規模になる見込みで、サイゴン川沿いの区画MU8に位置し眺望にも恵まれています。このレジデンス最大の特徴は、室内デザインコンセプトを居住者が選べる点です。各住戸は2〜4LDKの間取りで提供される予定ですが、「Active Lifestyle」と「Haute Couture Lifestyle」という2種類の内装スタイルが提案されており、自分の好みに合ったテイストで仕上げられるようになっています。高級感の中にもアクティブ志向とラグジュアリー志向、それぞれのライフスタイルに合わせた空間を実現できるのはナラ棟ならではの魅力です。

ナラ・レジデンスの共用施設も他の棟に勝るとも劣らない充実ぶりです。特筆すべきは2棟を結ぶ空中連絡ブリッジで、なんとその中に居住者専用のスカイボウリング(ボウリング場)」が設置される予定とのこと。棟間ブリッジに併設されたボウリング場というユニークな発想で、雨季でも移動せずにスポーツを楽しめるコミュニティ空間になりそうです。さらにナラ棟にはインフィニティプールやスカイガーデン、屋外遊戯エリアも計画されており、1階部分には飲食店やバー、ショップが入る予定で「家の下で外食や買い物が完結する」便利さも提供されます。まさに「ザ・新都心ライフ」を体現するような最新設備満載のレジデンスで、完成すればエンパイアシティの中でも随一の高級物件となるでしょう。現在ナラ・レジデンスは販売先行(分譲中)で、引き渡し開始後には賃貸市場にも登場する見込みです。将来的に「エンパイアシティ最高峰の暮らし」を体験したい方は、ぜひ注目しておきたい最新プロジェクトです。

 

部屋のタイプとプラン(広さ・特徴・設備など)

エンパイアシティには1LDK(1ベッドルーム)から4LDK(4ベッドルーム)まで、多彩な間取りタイプの部屋が用意されています。さらに一部の棟には2階建てメゾネットタイプのデュプレックス住戸や、最上階に広大なペントハウスもあります。以下は主な部屋タイプとその特徴の概要です:

  • 1LDK(1ベッドルーム):
    占有面積は約50〜64㎡程度で、寝室1部屋+リビングダイニングキッチンのレイアウトです。単身者や夫婦二人暮らしに適しており、必要十分な広さと機能的な間取りが魅力です。どの部屋にもバルコニーが付いていて眺めもよく、オープンキッチンと大きな窓のおかげで開放感があります。洗面・浴室はシャワーブース付きで、お部屋によってはバスタブが設置されたユニットもあります。最新のコンドミニアムらしく内装はモダンで高級感があり、家具付き物件ではソファやテレビ、ダイニングセット、ベッド、洗濯機など生活に必要な家具家電が一通り揃った状態で入居できます。

  • 2LDK(2ベッドルーム):
    占有面積は約80〜100㎡前後が中心で、寝室が2部屋、バスルームが2つという構成です。リビングダイニングが広めに取られ、各寝室もクイーンサイズのベッドが置ける十分な広さがあります。夫婦+子ども1人程度の小家族や、同居者のいる単身赴任者にも人気のタイプです。2LDK以上になると玄関にシューズ収納や、小さな物干し用バルコニー(ランドリースペース)が付く間取りも多く、長期滞在者にも便利です。キッチンはビルトインのオーブンや電子レンジ、IHコンロ完備で収納も豊富です。また2LDK以上の部屋には基本的に浴室にバスタブが設置されており、日本人にも嬉しいポイントです(シャワーだけでなく湯船に浸かれる)。全体として設備グレードが高く、水回りも欧米仕様の高品質なものが使われています。

  • 3LDK(3ベッドルーム):
    占有面積は約115〜140㎡ほどが一般的で、寝室3部屋+バスルーム2~3箇所という構成です。子ども2人までのファミリーや、広い空間を好むご夫婦に適しています。リビングはさらにゆとりがあり、大人数を招いても十分なくらいの広さです。キッチンとは別にメイド部屋やストレージ(物置)が付属するプランもあり、収納力も申し分ありません。3LDK以上になると二面採光の角部屋率も高く、眺望や風通しも一層良好です。実際に約130㎡の3ベッドルームでは「窓が大きく風通しが良いのでエアコンなしでも快適」という声もあります。また各居室にはクローゼット(ウォークインクローゼット付き主寝室もあり)が備え付けられ、ファミリーの荷物もすっきり片付きます。広さゆえに掃除は大変かもしれませんが、最新の建物だけあり共有部に各階ゴミステーションがあるなど生活動線も配慮されています。

  • 4LDK(4ベッドルーム):
    占有面積約150〜230㎡と非常に広く、寝室が4部屋にバスルームも3〜4箇所という贅沢な間取りです。大家族やホームパーティーを頻繁に開く方、高級志向の方に向いたタイプと言えます。リビングダイニングはまるでホールのように広大で、ピアノなど楽器を置いても余裕があります(※演奏も可能:楽器可物件です)。キッチンはアイランド型を採用した住戸もあり、大きな冷蔵庫やワインセラーを置くスペースも十分です。4LDKともなるとマンション内とは思えないスケール感で、窓からの眺めも最高です。高層階の4LDKでは花火大会の日に自宅から花火を独り占めできる部屋もあるほどで、贅沢この上ない暮らしが実現します。

  • デュプレックス・ペントハウス:
    一部の棟に用意されている特別住戸です。デュプレックス(メゾネット)は2フロア分を使った邸宅タイプで、床面積は200〜260㎡にもなります。専用のプライベートエレベーターで直接部屋にアクセスできるケースもあり、戸建て感覚の暮らしが可能です。最上階のペントハウスはさらに規格外の広さで、300〜400㎡超の物件も存在します。ルーフトップテラスやプライベートプール・ジャグジーを備えたものもあり、その豪華さはまさに「空中邸宅」です。家賃は非常に高額になりますが、それだけの価値がある唯一無二の空間と言えるでしょう。

エンパイアシティのジム(最新マシンと開放的な眺望でトレーニング)

全てのタイプの部屋で共通しているのは、高品質でモダンな設備ゆとりのある間取りです。天井が高く窓が大きいため日中の明るさは抜群で、夜景も堪能できます。各部屋にはビルトインのエアコン、ブロードバンドインターネット回線、ケーブルテレビ配線などが完備されており、24時間安定して使用できます。水回り設備も高級仕様でお湯の出も良く、停電時のバックアップ発電機まで用意されているので安心です。このように、エンパイアシティの住戸は「快適な都市生活を過ごすための細かな配慮」が行き届いた設計となっています。

 

実際の入居者の声・評判(住み心地・口コミなど)

エンパイアシティに実際住んでいる方々の評判も上々です。特に多いのが「静かで落ち着く」「設備が充実していてまるでリゾートホテルのようだ」という声です。まだ完成して日が浅いこともあり日本人居住者は他のエリアに比べると多くはありませんが、「その分穴場的で快適」「都会の喧騒から離れてリラックスできる」と静かな環境を評価する声が聞かれます。共用プールやジム、サウナなどを毎日自由に使える贅沢さには皆さん満足しており、「休日は自宅で十分にリフレッシュできる」「子ども達が敷地内で遊べるので安心」といった口コミもあります。

一方で、「周辺にまだ商業施設や飲食店が少ない」という意見もあります。しかし敷地内にコンビニやミニスーパーが入居していること、大型スーパーのEmartモールが近隣にオープンしたことで日常の買い物には困らず、「不便さは感じない」とのことです。実際、エンパイアシティ1階部分の商業エリアにはスーパー(Genshaiという食料品店)やカフェ、ファミリーマート、レストランが営業しており、簡単な買い物や外食は敷地内で済んでしまいます。配車アプリを使えば中心部のレタントン通り(日本食レストラン街)へも10分ほどで出られるため、外食派の方でもあまり不自由はないようです。

治安面に関する声としては、「敷地内の警備がしっかりしていて安心」「エントランスに受付スタッフが常駐していてサービスアパートのようだ」といった良い評判が目立ちます。24時間警備はもちろん、各棟エントランスやエレベーターでのセキュリティカード管理も徹底しており、安全性は高いです。駐車場も地下に完備されており、居住者は車・バイクとも安心して駐車できます。総じて、エンパイアシティの住み心地について入居者からは「想像以上に快適」「ホーチミンでトップクラスの住環境」と満足する声が多く聞かれます。

賃料相場(部屋タイプ別・棟別)

エンパイアシティの賃料相場は、部屋の広さ・階数・家具付きかどうか等によって幅がありますが、以下に参考となる目安を示します(※2024年時点の市場情報)。

部屋タイプ広さの目安賃料相場(月額)
1LDK (1ベッドルーム)  約50〜60㎡800〜1,200 USD程度
2LDK (2ベッドルーム)約80〜100㎡1,200〜1,800 USD程度
3LDK (3ベッドルーム)約115〜140㎡1,800〜2,500 USD程度
4LDK (4ベッドルーム)約150〜160㎡   
   

上記はあくまで目安ですが、例えばリンデンやティリア棟の標準的な2LDK(約90㎡)で月1,200〜1,600ドル前後、3LDK(約130㎡)で月2,000〜2,500ドル前後が多い印象です。家具・家電がフル装備の物件や高層階・角部屋など条件が良い部屋はそれより高めになりがちです。一方でオーナー未入居の新築同然物件などでは交渉次第で相場より安く借りられるケースもあります。コーブ・レジデンスのような高級志向棟では平均賃料もやや高く、2LDKでも$1,500以上、広い3〜4LDKでは$3,000〜5,000台に達します。特にペントハウス級の部屋になると月額$8,000〜10,000近くになることもあります。ナラ・レジデンスについては記事執筆時点でまだ賃貸事例がありませんが、完成後はコーブ同等かそれ以上の高値になると予想されます。

周辺施設や環境(スーパー、学校、レストラン、病院など)

買い物:
エンパイアシティ周辺には大型商業施設やスーパーが続々とオープンしています。一番の注目は徒歩圏内にある「Emart Mall(イーマート・モール)」で、広さ4,000㎡超の巨大スーパーマーケットを核テナントとするショッピングセンターです。生鮮食品から日用品まで何でも揃い、週末には多くの家族連れで賑わうスポットになっています。敷地内にも前述のとおりGenshaiスーパーマーケットやコンビニがあり、ちょっとした買い物なら建物を出ずに済んでしまいます。また、車で5〜10分圏内には1区中心部の高島屋デパートやサイゴンセンター、ビンコムセンターなど大型商業施設もあり、買い物好きの方にも便利な環境です。

飲食:
現在トゥーティエムエリアにはおしゃれなカフェが次々と出店しており、週末に散歩がてらカフェ巡りを楽しむ住民も多いようです。敷地内の商業エリアにもカフェやベーカリーがあり、朝食やちょっとしたランチは身近で調達できます。日本食レストランについては、残念ながら徒歩圏内にはまだ多くありません。しかし車で10分程走れば1区レタントン通りの日本人街に出られるため、本格的な和食が恋しくなったらすぐ行ける距離です。また、2区タオディエンや7区フーミーフンなど日本人が多く住むエリアの飲食店へも20分前後でアクセス可能です。デリバリーアプリも充実しているため、色々な料理を気軽に注文できるのも都会ならではの利点でしょう。

教育:
エンパイアシティはホーチミン日本人学校(小学部・中学部)への通学バスが停車する数少ない物件の一つです。敷地内にスクールバスの乗降ポイントがあり、お子さんの通学も安心です。周辺にはインターナショナルスクールも多数存在します。車で15〜20分圏内に、イギリス式のBISやアメリカ式のISHCMC、オーストラリアンスクールや欧米各国のインターナショナル幼稚園などが立地するタオディエン地区があり、送迎もしやすい距離です。今後トゥーティエムエリア内にも国際学校の新設が予定されているため、将来的にはさらに教育環境が充実していくでしょう。

医療:
ホーチミン市内の主要な国際病院へのアクセスも良好です。ビンタイン区のVinmec国際病院(総合病院)や、1区のFVサイゴンクリニック、2区タオディエンのファミリーメディカルクリニックなど、いずれもエンパイアシティから車で15分前後の距離にあります。万一の場合も近場で質の高い医療サービスが受けられるので安心です。またエンパイアシティ敷地内にも薬局が入る予定との情報があり、日常のヘルスケアにも便利になるでしょう(※開業状況は要確認)。

このようにエンパイアシティ周辺は、買い物・食事・教育・医療のいずれの面でも年々便利になってきています。都市開発が進行中のため現段階では「これから」に期待する部分もありますが、既に生活インフラは十分整った環境と言えます。静かな住宅街でありながら必要なものは揃う、バランスの良いロケーションがエンパイアシティの魅力を一層高めています。

日本人駐在員ファミリーや単身者に特におすすめの理由

エンパイアシティは、その快適さと利便性から日本人駐在員のファミリーや単身赴任者にも自信を持っておすすめできる物件です。その主な理由は:

  • 静かで安全、家族で安心して暮らせる:
    敷地全体が管理されており24時間セキュリティが常駐、さらに建物内への出入りはカードキー制で部外者は制限されています。遊歩道や公園も整備され、子供が安全に遊べる空間があります。日本人学校のスクールバスも敷地内に停まるため、小さなお子様連れのご家庭でも通学がスムーズです。都会の中心に近いにもかかわらず車の往来が少なく空気も比較的きれいなので、子育て環境としても良好です。

  • 充実した設備で単身赴任でも充実:
    単身者にとっても、ジムやプール、サウナに日々無料で通える環境は大きな魅力です。仕事終わりにジムで汗を流したり、週末にプールサイドでのんびりしたりと、リフレッシュする場が身近にあります。部屋も防音性が高くプライバシーが保たれる設計ですので、仕事のオンオフを切り替えて自宅でしっかり休息できます。「オフィス街まで車ですぐ出られるのに、帰宅すれば静かでホッとできる空間がある」のは単身赴任者にとって理想的でしょう。

  • 日本人向けサービスにも対応:
    管理事務所のスタッフや一部受付スタッフは英語対応ですが、日系不動産会社経由で契約すれば日本語サポートも受けられます。電球交換や水漏れ対応なども管理側が迅速に対処してくれるため、海外生活に不慣れな方でも安心です。またインターネットやケーブルテレビも完備され、日本の番組視聴やリモートワーク環境も整えやすいです。宅配フードや買い物代行アプリも利用しやすく、ホーチミンでの生活をサポートするサービスにも困りません。

  • ペットや趣味も楽しめる:
    エンパイアシティはペット飼育可の物件です。敷地内にドッグランスペースはありませんが、広いガーデンで散歩させることも可能で、ペット連れの駐在員にも好評です。また楽器の演奏も許可されており(防音配慮は必要ですが)、趣味のピアノやギターを持ち込んでいる入居者もいます。スポーツジムやプールも含め、仕事以外の時間を充実させる環境がここにはあります。

  • 将来性が高く長期駐在に適している:
    トゥーティエム地区自体が今後さらなる発展を遂げる計画であり、新たな商業施設や公園、地下鉄新線の開通なども予定されています。エンパイアシティに長期で住むことで、その発展を肌で感じながら生活できる楽しみもあります。「数年後にはもっと便利で面白い街になる」と期待されており、長期赴任予定の方にはぴったりのポテンシャルを秘めたエリアです。

以上のように、エンパイアシティは「快適・便利・安全」の三拍子が揃った理想的な住環境です。ホーチミン市で住まい選びに悩んでいる日本人駐在員の方には、ぜひ一度検討候補に入れてみてはいかがでしょうか。きっとその魅力に触れれば、「ここに住んで良かった!」と感じていただけることでしょう。エンパイアシティで、充実したホーチミン生活を始めてみませんか?

記載の内容は2025年7月時点の最新情報に基づいています。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。皆様の快適なホーチミン生活のお役に立てれば幸いです! 

施設内に設けられる数々の休憩スペース
敷地は広く、ゆったりしたデザインで作られています
施設内のコンビニ
子供の遊びスペース
エントランスのデザイン
テニスコート

単身におすすめな1Bedから広々ご家族におすすめな4Bed幅広いレイアウトのコンドミニアムです。

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